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市民の憩いの場〜堀川編〜

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京都市の地図を見ると気づくことが一つあります。水に関する通り・地名町名が多いことに。紙屋川、堀川、河原町、鴨川、桂川、小川通り、御池通り、夷川通りなどなど。今や南北の基幹道路の一つとなっている「堀川通り」。通り沿いには、西本願寺、二条城、安倍晴明神社、西陣会館など有名な観光スポットが多いのも特徴です。

その歴史はなんと京都に都が移された1200年前からありました。その堀川通り(道路)のすぐ横に「実際に水が流れている堀川」があるのをご存知ですか?

二条城付近から降りられる堀川

「え?そりゃ名前が堀川なんだから、当たり前なんじゃないの?」と思ったあなた。実はこの堀川、一度川が無くなってしまったんです。昭和に入ってからの多くの浸水被害や汚染された水が流れるようになり、その対策として水源は無くなり、下水道の一部としての機能に変わったコンクリートの下に埋まる川。つまり川の存在が見えなくなってしまいました。

かつてと今の堀川

1200年の歴史を持つ川。かつては木材の運搬に使用されたり、貴族の屋敷が立ち並んでいる頃はその清流を屋敷内に取り入れ、庭が作られていたと言われています。

復活した堀川の全域

それだけの歴史を持つ堀川。やはり地下に埋まってからも、市民の堀川の清流復活の願いは強く、数年の時を経て2009年に復活したものが、今僕たちが触れられる堀川なのです!上の写真が復活した堀川の全体図。二条城前から歩いて行ってなんと!安倍晴明神社まで行けてしまいます。

消防水利の機能も兼ねている堀川

消防水利の機能も兼ねている堀川

復活した堀川はその美しい清流を実際に感じられるだけではありません。災害時の消防水利として活用できる機能も備えています。上の写真のように一部で水をせき止め、災害時の消火用水や生活用水としても使用することが出来ます。

橋の下の堀川

「憩い」と「やすらぎ」の水辺空間 を創出することが堀川復活プロジェクトのテーマの一つでした。単調な川が続くのではなく、場所によって見せてくれる雰囲気が全く変わります。また七夕の季節にはイベント会場になったりもします。

開けた場所の堀川

僕の家の近所なのでよくさんぽに出かけますが、本当に市民の憩いの場となっているなと感じます。

古都・京都と言えども、多くの町家が年々失われていったり、高さ制限があるもののまちの雰囲気に大きくそぐわない建物が増えているのも現実。ですがその一方で、この堀川復活に見られるまちの再生があるのも京都の魅力の一つだと改めて感じました。

観光地をサイクリングで回っているあいだ、ちょっと堀川で一休み。いかがですか?

KCTPより二条城前まで自転車で15分ほど。

堀川の遊歩道は自転車通行できないため、近くの駐輪場に駐輪後お越し下さい。

語り手:かおる玉子

 

 

 

 

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